自分好みのフレグランスを見つけて肌につけてみると「香水をつけた部分の皮膚が痒くなったり、赤くなったりしてしまった」といった経験はありませんか?
このページでは香水で肌荒れを引き起こしてしまう原因や、対策を紹介します。せっかくおしゃれしたいのに、香水をつけることができないと悩んでいる方など是非参考にしてください。
原因その1:香水に含まれているアルコール成分
香水にはオーデコロンやオードトワレ・オードパルファム・パルファムなどの種類がありそれぞれ特徴が異なります。
この中でオーデコロンが一番アルコールの配合が多いといった特徴があり、アルコールに弱い体質の方などは、香水を肌につけることで、肌が赤くなったり、痒みがでたりすることがあります。
また、香水に含まれたアルコールが揮発する際に肌の水分も一緒に蒸発してしまうので、肌の乾燥を誘発し、肌荒れを引き起こす原因になります。
対策としては、肌に直接香水をつけずに、ストッキングや下着の上からスプレーするようにすると良いです。
ただし、白色などの淡いカラーの洋服に直接香水を吹きかけると、香料でシミになってしまうことがあるので注意をする必要があります。洋服にシミをつけないために、目立たないところで試してから使用するようにしましょう。
裏ワザとしては、ハンカチやハンドタオルなどの小物類に香水を吹きかけると、ほのかな香りを楽しむことができるのでおすすめです。
なお、乾燥肌の方は、日ごろから肌の保湿を意識するようにして、香水をつけるようにしましょう。アルコール成分が気になる方は、ノンアルコールのボディーミストなどを選ぶようにすると安心です。
原因その2:香水に含まれている香料
香水には、普通の化粧品よりも高い濃度で香料が配合されており、種類も多岐にわたります。このことから、香水を直接肌につけて、長時間直射日光を浴びることで、紫外線の影響で人によっては肌がかぶれてしまったり、痒みが出たり、シミが出来てしまったりすることがあります。
また、使われている香料が原因で、アレルギー反応を引き起こしてしまうことがあります。アレルギー反応は、天然香料や合成香料に関係なく、肌荒れを発症する可能性があるので注意が必要です。
香水を使用する場合には、アレルギー反応が出ないかパッチテストをしてから肌につけるようにすると安心です。
しかし、様々な種類の香料があるので、どの香料が原因でアレルギー反応が出ているのか特定することはとても困難です。
香料が原因でアレルギー反応が出てしまう場合の対策としては、シングルノートのような、香料が1種類だけで作られている香水を使用するようにしましょう。
一方、紫外線が原因の場合の対策は、日中につけて外出する時に、直射日光が当たらない肌が露出していない部分に香水をつけるようにします。
半袖や襟が無い洋服・ノースリーブなど肌の露出が多い夏場は、首元や腕などに香水をつけないようにして、洋服に隠れている部分につけるようにすると良いです。
原因その3:香水の保管状況
香水は保管状況によって光や温度で化学反応を起こし劣化してしまうことがあります。劣化してしまっている香水を肌につけることで、肌が荒れてしまう恐れがあるので注意が必要です。
対策としては直射日光が当たらない場所で保管するようにして香水の劣化を防ぐようにしましょう。
また、以前と比べて香水の香りが極端に変わっている場合は、香水が劣化している恐れがあるので、使用をしないようにしましょう。
香水で肌荒れしないためにできること
香水にはアルコールや、香料などの成分が配合されています。アルコールや香料が原因で、肌荒れを引き起こしてしまうことがあるので、対策をしっかりと取ることが大切です。
香水による肌荒れのリスクを抑えるには、肌に直接香水をつけないようにしたり、紫外線に気をつけたりする必要があります。
香料が少ないシングルノートやノンアルコールの自分に合った香水を選ぶようにしましょう。
この記事はMELLフレングランス編集部が監修しました。小分け香水に関して、今後もお役に立つ情報を提供してまいります。